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病院長 内潟安子

東京女子医科大学附属足立医療センター病院長の内潟でございます。

東京女子医科大学附属足立医療センターは、昭和5年(1930年)に東京女子医学専門学校(校長学祖吉岡彌生)の校風会(生徒自治会)が尾久の地で行った夏期無料診療事業の臨時診療所に始まります。この診療所を礎にして、昭和9年に27床を有する東京女子医学専門学校尾久病院が開院しました。その後、昭和11年に第二病院に、さらに平成17年には開設70周年を記念して東医療センターと改称し、コロナ禍の前年(2019年)には開設85年を迎えました。

当院は建学の精神と「至誠と愛」の理念のもと、区東北部二次保健医療圏(荒川区・足立区・葛飾区)を中心にした地域医療の中核拠点病院と大学病院機能の両面を生かして運営してきましたが、その一方で敷地は手狭になり建物は時代の変化と日進月歩の高度医療ニーズに添い増改築を繰り返しましたので老朽・複雑化の極地となりました。

ご縁がありまして足立区江北の地に移転し新病院名を附属足立医療センターと改称して令和4年(2022年)1月1日より、先端の医療機器を装備して診療を開始いたしました。

医学生、看護学生、研修医を教育・育成する病院でもあります東京女子医科大学附属足立医療センターは、学生から教職員一同がワンチームとして全力で皆様の健康・医療へのご支援に邁進してまいります。

ご協力、ご支援のほどよろしくお願い申しあげます。