救命救急センターからのお知らせ

当科は治療する救急医、重症者を治す臨床家を育てます
2020/09/19
 救急医は最初だけの”振り分け医”と思っていませんか?我々は初療だけでなく、手術も、内視鏡止血も、集中治療も行います。手術は体幹部外傷による内臓損傷・急性腹症や壊死性筋膜炎などに対する執刀、内視鏡止血は食道静脈瘤や胃十二指腸潰瘍の噴出性出血の実施、そして内因性疾患(髄膜炎、肺炎、肺塞栓、心内膜炎、心筋炎、急性肝炎、胆のう炎、急性膵炎、腸炎、憩室炎、尿路感染症、敗血症、DIC、糖尿病性昏睡、熱中症、低体温症、心肺停止の蘇生後など)、中毒性疾患に対し主治医として治療しています。幅広い救急疾患を自ら治す臨床力を磨いています。重症治療のスペシャリストであり、急性期の総合診療医でもあります。どこの病院で当直しても怖くありません。素早い救命治療と診断能力、その施設その状況で可能な治療の見極め、適切な治療方法の提示、他科との連携、転院の判断、そして延命治療開始の見きわめ。どれを取っても現代の医療において最も必要とされている能力です。重症COVID-19患者の治療も我々が主治医として診療しています。呼吸器科の診療ではありません。
 当センターの救急医は、毎日数多く運ばれてくる重症患者と対面し、通常の救命救急センターでは得られない量の学びと経験をしています。最高の臨床家です。
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