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セカンドオピニオン 日本臨床データベース機構

 

臨床グループ紹介

当科は各臓器別の臨床グループ(上部消化管、下部消化管、肝胆膵、乳腺、小児外科)に分かれて診療しています。
それぞれの臨床グループがその専門分野において質の高い医療を提供しており、診療のみならず臨床研究および学会活動も盛んに行っています。

上部消化管   下部消化管   肝胆膵   小児外科   乳腺診療部

上部消化管グループ

勝部 隆男 臨床教授、島川 武 准教授、浅香 晋一 講師、西口 遼平 助教
 

上部消化管⾷道癌・胃癌を中心に診断から治療まで一貫して担当しています。患者様には、内視鏡治療から⼿術療法、化学療法、放射線療法(食道癌のみ)まで、最善と考えられる治療(組み合わせ)を提案し、インフォームド・コンセントを重視した治療を心掛けています。内視鏡治療を含めた年間の手術件数は、約110例(食道癌30例、胃癌80例)です。特に、リンパ節転移の可能性の低い早期癌に対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を第一選択としています。これまで、500例を超える実績がありますが、一括切除率、治癒切除率は各々97%、77%と満足できる治療成績でした。鏡視下手術件数も200例を超え、優れた整容性、術後の早い回復を実感しています。また、近年増加の食道胃接合部癌に対しても、3D画像による下縦隔領域の良好な術野展開を鑑みて、鏡視下手術を積極的に取り入れています。さらに、食道・胃粘膜下腫瘍や食道アカラシア、裂孔ヘルニア、静脈瘤などの良性疾患の治療も担当し、特に、⾷道静脈瘤では800例近い治療経験を誇っています。高度進行癌に対しては、QOLを重視した集学的治療を心掛け、癌性狭窄に対するステント治療も積極的に取り入れています。
最後になりますが、外科医からは軽視されがちな術後の後遺症対策にも力をいれています。術後の胃管や残胃さらにはその先の消化管の働きを細かく分析することで、術後障害を防ぎ、よりレベルの高い治療を目指しています。

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下部消化管グループ

大東 誠司 特任教授、横溝 肇 講師、
岡山 幸代 助教、山田 泰史 助教、井田 在香 助教、前田 裕之 助教


下部消化管大腸班では大腸癌、炎症性腸疾患、肛門疾患などの診療にあたっています。また、ストーマ外来を開設し、ストーマ患者さんのケアを認定看護師が行っております。診療の中心は大腸癌で、地域の先生方から新規症例、再発症例を御紹介いただいております。大腸癌の手術は年間100例前後行っており、再発症例、その他の悪性疾患、良性疾患を加えると約170例の手術を行っています。大腸癌に対する手術療法ではno-touch technique(術中の癌細胞の散布をできるだけ少なくするために癌のより遠位より切除を開始する術式)を採用し、それにより良好な治療成績が得られています。最近では大腸癌手術の7~8割程度と多くの症例を腹腔鏡手術で行っておりますが、病状に応じて開腹手術も提案しています。再発症例に対しては、治癒切除の可能性があれば積極的に手術を行っております。また、最新の抗癌剤治療なども積極的に取り入れており、高度進行癌症例に対する術前化学療法も行っております。患者様によりよい治療を受けていただけるよう研鑽しています。

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肝胆膵グループ

塩澤 俊一 教授、 碓井 健文 講師、 久原 浩太郎 助教、 中安 靖代 助教、 下嶋 優紀夫 助教


肝胆膵私たちのグループでは、肝臓・胆嚢・膵臓領域の悪性腫瘍および胆石症やなど胆道系の良性疾患の診断、治療を主に行っています。年間の手術件数は肝癌(原発性・転移性含む)35例、膵・胆道癌25例、胆石症80例(うち鏡視下手術78例、他に胆管結石に対する内視鏡治療70例)で、当科の治療実績から当院は肝胆膵高度技能医修練施設(日本肝胆膵外科学会)、胆道指導施設(日本胆道学会)に認定を受けています。また、患者様のQOLを重視し、単に手術治療にとどまらず、抗がん剤や分子標的薬による化学療法(年間約30例)、胆管ステント(30例)、カテーテルを用いたIVR治療(PTBD/PTGBD、肝細胞癌に対するTACE/TAI)も積極的に併用し、治療成績の向上に努めています。

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小児外科

世川 修 臨床教授、末吉 亮 講師、宇津木 忠仁 非常勤講師


小児外科これまで、宇津木非常勤講師により続けられてきた小児外科診療は、本院小児外科から世川臨床教授、末吉 亮 講師が兼務し現在3名体制で小児外科診療を行うこことなりました。
外来診療は、毎月第2・第金曜日午後の宇津木医師による従来の外来に加えて、毎週水曜日に世川医師、毎週土曜日に末吉医師が小児科診察にて小児科外科外来を行っています。また、第1・第3金曜日には超音波検査、消化管造影検査、尿路造影検査等を行い、外来患児のみでなく、院内の小児科やNICU入院中の患児に対する検査も担当しています。 手術に関しては、宇津木医師による日帰り手術で、鼠径ヘルニアなどの小手術を中心に行われてきましたが、外来診療の充実化に伴い、手術が必要な症例が大幅に増えています。現在は、当院での小児外科手術に限度があるため、疾患によっては本院小児外科へ紹介し、本院で手術を執刀するという体制をとっています。
当院の小児外科は、宇津木医師が小児外科専門医の資格を有しており、本院との兼務で指導に当たる本院小児外科の世川臨床教授は小児外科指導医であるため、高度な小児外科医療を提供できる体制が整っています。診療内容、治療方針に関しましては、本院小児外科と密な連絡をとり、最善の小児外科医療が提供できるよう努力しております。

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乳腺診療部

平野 明 准教授、小倉 薫 准講師、湯川 寛子 助教


乳腺診療部は、最新の診断機器を用いて迅速で正確な診断に努め、最善の乳がん治療を提供しています。

→乳腺診療部のホームページ
https://twmu-mce.jp/mce/geka/nyuusen/nyuusen.html

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