薬学生臨床実習について(オプトアウト)
★★★★患者さんへ★★★★未来の薬剤師の育成にどうか御協力ねがいます★★★★★★
当院薬剤部における薬学実習生実習実施とそのお願いについて(オプトアウト)
当院薬剤部では薬学部薬学生の臨床実習を受入れ、実務実習をおこなっております。当院は教育機関でもありますので、
当院職員薬剤師による投薬、服薬指導、生活指導等の際に薬学生が同行、監督下指導を実施することが有ります。
十分な御病状等配慮の上対応いたしますが、患者さんに御協力いただけますと大変助かります。
どうか、薬学生実習に御理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、学生同行を拒否される場合には、担当薬剤師にお申し出ください。
実習責任者・薬剤部長 2023.1.1
★2023年度病院実務実習実施状況
【実習期間】
第Ⅱ期:2023年5月22日(月) ~ 8月6日(日) 実施済み
第Ⅲ期:2023年8月21日(月) ~ 11月5日(日)実施済み
第Ⅳ期:2023年11月20日(月) ~ 2024年2月11日(日)受入中
2023.10.31 ただいま2023年第4期受入中です。
★「病院実務実習」の実施内容
当院の薬学部薬学生実務実習の概要は以下のとおりです。
実習項目 |
実習内容(コロナ蔓延状況では下記内容を3週間の自宅学習、8週間の実践実習に振り分けて実施する) |
延べ実習期間 |
全ての実習項目で共通 |
l 臨床における心構え、安全管理 |
11週間 |
病院実習導入 |
l 病院における薬剤部門の位置づけと業務の流れを理解する l 医薬品の供給と管理、安全管理、災害時医療、在宅医療、治験管理等病院薬剤師の業務全般について学ぶ |
1週間(延べ) |
医薬品の調製 |
l 処方せんに基づく調剤および疑義照会を行う(注射薬含む)、患者指導、医療スタッフ支援 l 注射剤の無菌的混合操作、抗悪性腫瘍薬などのケミカルハザード回避の手技、実技を実践する |
1週間(延べ) |
医薬品管理 |
l 適切な医薬品の供給と管理を実践する |
1週間(延べ) |
病棟業務実践 必要に応じて調剤も行う ※ いずれの実習内容も、必要に応じて医師や看護師等へ照会・提案するまでを行う ※ DIおよびTDMの実習は病棟業務の一環として実施する ※ 実習する診療科は内科・外科を中心とし、実習期間は一診療科あたり最低1週間とする ※ ガイドラインに記載の代表的な疾患は、入院時主疾患である必要はない。8領域は満遍なく実施する。 |
病院内の多様な医療チームの活動に薬剤師の立場で参加し、医師や看護師等の医療スタッフと連携・協力して患者の治療目標や 治療法を考え、患者の治療に積極的に参加する l 新規入院患者から薬物治療評価に必要な情報(薬歴や服薬コンプライアンス、薬効、副作用、OTC・健康食品の使用など)を 適切に収集する l 持参薬について、同効薬の等価用量も考慮しながら、継続・変更・中止を提案する l 患者情報と臨床検査データから、患者の有する医学的・薬学的問題点を挙げ、医薬品の重複投与や未治療の問題点を把握する l 各問題点について、その原因・リスクファクターを探索する l 入院治療のゴールと退院後も含めた長期的ゴールを立案する l ガイドラインや適切な三次資料を参考に根拠に基づく薬物治療法を選択する l 必要に応じて、Clinical Questionに対する最新の臨床試験成績を検索し、治療に還元する l 病歴や薬歴、患者の自覚症状、肝・腎機能、その他各種臨床検査データ、併用薬、医薬品添付文書情報、薬効や副作用の 現れ方などから、臨床薬物動態学の知識を活用して、現処方薬の用法と用量(注射薬の投与速度、投与ルートを含む)が 適切であるか評価する l TDM対象薬の血中濃度測定値を適切に評価し、再投与設計を行う l 処方薬の薬効と副作用を、適切な評価指標に注目して、継続的にモニタリングする l 入院中に生じる治療上の問題点をチーム医療の一員として他の医療スタッフと共有し、薬剤師の視点から解決策を提案する l 患者の心理・社会的背景に配慮しながら適切な服薬指導を行う l S・O・A・Pの各要素を認識したうえで薬剤管理指導の内容を記録する l 中間報告会を概ね病棟実習開始4週目をめどに実施、全般理解の支援を行う。 |
8週間 |
実務実習責任者 薬剤部長